震災や原発事故の「風化」を感じている方は8割にものぼったが、その背景はどのようなものなのか。
福テレと福島民報社が共同で行った世論調査の結果。
風化を感じていると回答した人にその理由をたずねたところ、「震災や原発事故の話題が減った」が27.8%で最も多く、「国の復興支援の取組みが減退している」、「県外の人に現状が理解されていない」と続く。
能登半島地震とか新たな災害が発生していることも影響しているかもしれない。風化を感じる一方、「復興」や「廃炉」には疑問を持つ方が大半を占めた。
震災と原発事故の風評については、「払しょくされていない」との見方が65.4%。
燃料デブリの取り出しなど2051年までの廃炉の達成については、「どちらかと言えば」も含めた「達成できない」との回答は約8割を占めた。
関連する作業も含めて、安全性を示しながら廃炉を安全・確実に進めることが今後の復興には欠かせない。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。